
SŌK/ 鈴木絵里加 花器のこと
印象的な佇まいのSŌKの花器。 どのようなことを考えて制作されているのか、鈴木さんにお伺いしました。


どこか人を思わせるような有機的な造形をしている花器たち。
インスピレーションの源には、ずっと、ピカソの絵 “花束を持つ手“があるのだそう。
「子どもが摘んできた野花」がラフでも美しいこと。
それを そのまま受け止めてくれるような、手のような器。
食まわりの器では、釉薬などの色味が魅力的なSŌKさんの器ですが、
花器は紙や石のような乾いた質感。
これは、手びねりの造形に似合う表現を探して選んだもの。
手びねりの凹凸を残した肌に、奥行きのある白の表情がとても綺麗です。


花をいけずに、そのままでも置いておきたくなるのは、制作の上で意識されていることだそう。
そして、いくつか並べた時に、群れのような風景が生まれることも、ご自身のイメージにあること。
花器として使う、オブジェとしてひとつ並べる、いくつか並ぶことにより生まれる群れのような景色。
それぞれの美しさを、どうぞご覧いただけたらと思います。

